【修理実績】DELL Inspiron 15 3520 ヒンジ破損をボルト貫通固定で強固に修理

1. 症状の確認

DELLのノートパソコン「Inspiron 15 3520」をお預かりしました。 液晶を開閉しようとすると、ヒンジ(蝶番)部分の筐体が浮き上がり、そのままでは完全に開閉できない状態でした。

2. 故障の原因

分解して診断したところ、ヒンジを固定している内部のプラスチック部品(ボス)が完全に破断していました。薄型PCでは、ヒンジの固さに対してプラスチックの強度が足りず、経年劣化とともに壊れてしまうケースが多く見られます。

3. 修理内容のご提案

本来は天板(Aシェル)全体の交換が必要ですが、部品代が高価になることと、再発の可能性があることを踏まえ、今回はお客様とご相談の上、「ボルト貫通による直接固定」を行いました。

  • メリット: 内部のプラスチックに頼らず、外側からボルトで挟み込むため、新品時よりも強固に固定できます。
  • デメリット: 天板の外側にネジの頭が見える状態になります。

4. 作業工程

  1. 破損したプラスチック破片の除去。
  2. ヒンジの可動をスムーズにするためのトルク調整(固すぎる場合は少し緩めます)。
  3. 天板に精密ドリルで貫通穴を作成。
  4. 低頭ボルトとナットを使用し、荷重が分散するように固定。

5. 修理完了

開閉テストを繰り返し、全く歪みがないことを確認して納品いたしました。 「見た目よりも、また長く使えるようにしたい」という実用性重視のお客様には非常に有効な修理方法です。